医療者が患者さんの立場に立って感染対策に関する情報を共有し、行動するための知識と具体策をイラストでわかりやすく解説。
感染対策で大切なことが、イラスト図解でよくわかる。
医療者が患者さんの立場に立って感染対策に関する情報を共有し、行動するための知識と具体策をわかりやすく解説。
■感染対策のきほん
・院内感染を正しく理解して、適切に行動する
・今は「手指消毒」の時代
・手指消毒をすればするほど職員の生活が安定する
・標準予防策は、自分と患者のために行う
・3つの感染経路
・接触感染対策
・飛沫感染対策
・空気感染対策
・感染からあなたを守るPPE
・サージカルマスクとN95マスク
・コンタクトポイントは、1日1回以上アルコール消毒する
・“おまる”も使い捨ての時代へ
・感染性廃棄物
・スポルディングの時代からディスポーザブルの時代へ
■耐性菌
・MRSA対策を理解しなければ、院内感染対策は理解できない/li>
・薬剤耐性菌は、院内感染のレベルを超えて、人類全体の問題となっている
■アウトブレイク
・アウトブレイクとは…
・アウトブレイクを起こさないためには…
・アウトブレイクが起こったときは…
・我々は、どのようにしてVREのアウトブレイクを終息させたか
・医師も積極的に参加したICUのMRSAアウトブレイク対策
・ノロウイルスのアウトブレイクを起こさないための感染対策
・インフルエンザのアウトブレイクを起こさないための感染対策
■細菌と抗菌薬
・細菌の混乱は、グラム染色ですっきり
・血液培養は、異なる部位から最低2セット(ボトル4本)採取する
・思いがけずに患者が発熱したら…
■職務感染の予防
・針刺し損傷は、ワクチンで予防して、常に身構えて、適切に行動して防ぐ
・病院職員の予防接種は、自分と家族、患者と同僚、病院を守る
・結核は疑わなければ診断できない
■その他
・感染対策ソフトで情報を共有し、職員全員で感染対策を推進する
・感染症法と食品衛生法
・各種感染症の就業制限一覧
・外部営業者に対する感染対策教育も必要