褥瘡予防・管理ガイドライン第5版に完全準拠!
褥瘡予防・治療・ケアの最新知識と技術がぎっしり詰まった1冊が出ました。最新ガイドラインに基づいたエビデンスとエキスパートの技術満載です。DESIGN-R®2020によるアセスメントに始まり、外用薬・ドレッシング材、体圧分散マットレスやポジショニング、栄養、物理療法、そしてスキンケアの実際まで、写真やイラストでわかりやすく解説しています。
病院・在宅の褥瘡対策に必須の書。
序 章
褥瘡ガイドラインの歩みと最新ガイドライン策定の経緯・概要
『褥瘡予防・管理ガイドライン』と『褥瘡ガイドブック』の関係
第1章 褥瘡の概要
褥瘡の定義と疫学
褥瘡予防・治療・ケアの全体像
褥瘡状態評価スケールDESIGN-R®2020の概要
褥瘡予防・管理アルゴリズム
第2章 クリニカルクエスチョン(CQ)と推奨 サマリー
外用薬(CQ1)
ドレッシング材(CQ2)
外科的治療(CQ3、4)
リハビリテーション(CQ5、6、7)
栄養(CQ8)
スキンケア(CQ9、10、11)
体位変換(CQ12、13)
体圧分散用具(CQ14-1、2、3)
第3章 褥瘡予防・治療・ケア クリニカルガイド
第1節 外用薬
褥瘡に用いる外用薬の概要
創部の状況に応じた外用薬の使い方
褥瘡の消毒・洗浄
第2節 ドレッシング材
ドレッシング材の概要(ドレッシング材選択基準)
ドレッシング材の使い方
第3節 外科的治療
外科的治療の概要
デブリードマン
外科的再建術
陰圧閉鎖療法
第4節 栄養
栄養管理の進め方
褥瘡発生の危険因子となる低栄養状態を確認する指標
低栄養患者の褥瘡予防に対する栄養介入
経口摂取が不可能な患者の栄養補給(褥瘡発生前)
褥瘡患者に対する栄養評価
褥瘡患者に対する特定の栄養素の補給
褥瘡患者に対する栄養の専門職およびチームの介入
第5節 リハビリテーション
シーティング
運動療法
物理療法
脊髄損傷者の褥瘡
禁忌とされる事項
第6節 発生予測
褥瘡発生要因とリスクアセスメントスケール
発生予測
第7節 皮膚観察
褥瘡の深達度のアセスメント(d1、DTI疑い)
第8節 スキンケア
スキンケアの概要
褥瘡ならびに周囲皮膚の洗浄
尿・便失禁がある場合のスキンケア(湿潤に関するスキンケア含む)
高齢者の褥瘡発生予防のためのスキンケア(摩擦・ずれ、スキン-テア含む)
集中治療中の患者の褥瘡発生予防のためのスキンケア(MDRPU含む)
第9節 体位変換
体位変換とポジショニング
スモールチェンジの考え方・行い方
褥瘡発生リスクのある高齢者に対する褥瘡の発生予防のための体位変換の間隔・(頻度)と角度
骨突出が著明な患者における体位変換・ポジショニング
関節拘縮を有する患者における体位変換・ポジショニング
体位変換が困難となる疼痛や呼吸困難を有する患者の体位変換・ポジショニング
重症集中ケアを必要とする患者の体位変換・ポジショニング
手術室におけるポジショニング
褥瘡を有する患者の体位変換・ポジショニング
第10節 体圧分散マットレス
体圧分散マットレスの種類と特徴
褥瘡予防・治療における体圧分散マットレスの必要性
対象者別体圧分散マットレスの選択
①自力体位変換できない人の体圧分散マットレスの選択
②クリティカルケア領域の体圧分散マットレスの選択
③周術期の人の体圧分散マットレスの選択
④終末期の人の体圧分散マットレスの選択
⑤在宅療養中の人の体圧分散マットレスの選択
寝心地・快適性を考慮した体圧分散マットレスの選択
体圧分散マットレスの管理
①ウレタンフォームマットレスの管理上の注意点
②体圧分散マットレス整備のポイント
第11節 患者教育
褥瘡の予防や改善のための患者や家族(介護者)への指導・教育
第12節 アウトカムマネジメント
アウトカムマネジメント
第13節 QOL、疼痛
褥瘡保有者のQOLの評価
褥瘡保有者の痛みの評価