臨床で役立つデータを、アセスメント、急変対応、ケア・処置、精神・心理、検査・薬剤などの項目ごとにコンパクトにまとめた。
著者 |
青見茂之
監
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ジャンル |
臨床看護
> 循環器 > 循環器ケア
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シリーズ |
豆チョコ
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出版年月日 |
2014/04/30 |
ISBN |
9784796523202 |
判型・ページ数 |
A6変・128ページ |
定価 |
1,320円(税込) |
臨床で役立つデータを、アセスメント、急変対応、ケア・処置、精神・心理、検査・薬剤などの項目ごとにコンパクトにまとた。
必要なときに、すぐに使えるポケットマニュアル。
■口絵
主要動脈、主要静脈、心臓の外観、体循環と肺循環、心臓の血管、心臓の弁、心臓の刺激伝導系 ほか
■アセスメント
・バイタルサイン(脈拍の観察、呼吸の観察、体温、意識障害の見方、血圧 ほか)
・循環の観察(視診・触診、末梢循環、浮腫 ほか
・胸部の聴診(心音の聴診部位、心音の分類、心雑音の強度(レバイン分類)ほか)
・心電図検査(心電図検査の種類と特徴、心電図の見方、心電図の誘導法 ほか)
・心臓カテーテル検査(右心カテーテルから得られる情報、左心カテーテルから得られる情報 ほか)
・冠動脈造影(冠動脈造影検査の合併症、冠動脈造影検査後の観察 ほか)
・動脈血液ガス分析(測定項目と基準範囲、異常値、アシドーシスとアルカローシスの分類と原因 ほか)
・観血的動脈圧モニタリング(アーチファクトによる異常波形、アーチファクトへの対処 ほか)
・血液凝固・線溶検査
■症状・疾患
・主な徴候(動悸・胸痛、呼吸困難・失神、ショック、不整脈、心タンポナーデ、心不全 ほか)
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症/閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症/閉鎖不全症)
・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
・弁膜疾患(感染性心内膜炎/収縮性心膜炎)
・心筋疾患(肥大型心筋症/拡張型心筋症)
・先天性心疾患(先天性心疾患の分類、主な先天性心疾患の病態・治療 ほか)
・動脈疾患(大動脈瘤、大動脈解離、末梢動脈疾患)
・静脈疾患(深部静脈血栓症/下肢静脈瘤、肺血栓塞栓症 ほか)
■急変対応
・急変事態と緊急度(急変を起こす可能性の高い疾患・医療行為、CTAS/JTASのトリアージレベル分類)
・心肺蘇生(成人の医療用BLSアルゴリズム、ALSアルゴリズム)
・緊急薬剤(心肺蘇生で用いる主な薬剤)
・胸痛への対応(胸痛のアセスメントと対応、胸痛の特徴から予測される重篤な疾患)
・呼吸困難への対応(呼吸困難のアセスメントと対応、呼吸困難の特徴から予測される重篤な疾患)
■ケア・処置
・手術と術後管理(術後の観察ポイント、術後モニタリング、中心静脈カテーテルの管理 ドレーンの管理 ほか)
・カテーテル治療(経皮的冠動脈インターベンション(PCI))
・冠動脈バイパス術(冠動脈バイパス術の適応・方法・合併症、術式)
・不整脈治療(ペースメーカ、植え込み型除細動器、カテーテルアブレーション)
・人工弁置換術・弁形成術(人工弁置換術・弁形成術の適応・術式・合併症、人工弁の種類と特徴)
・人工血管置換術/ステントグラフト内挿術(適応・術式/人工血管の種類と特徴)
・抗血栓療法(抗血栓療法薬、合併症と対応)
・感染対策(手術部位感染、術後感染の分類、手術創の清浄度分類、手術部位感染の危険因子 ほか)
・虚血性心疾患の予防(危険因子とその予防、生活習慣の管理、メタボリック・シンドローム ほか)
・循環器科で使う薬(降圧薬、血栓溶解薬、抗凝固薬、抗血小板薬、強心薬、昇圧薬 抗不整脈薬 ほか)
■精神・心理
・精神・心理的因子と循環器疾患(心身症、症状性精神障害)
・せん妄(せん妄の診断・原因、せん妄のマネジメント、せん妄・うつ病・認知症の比較)
■付録
・痛みのアセスメント(BPS(Behavioral Pain Scale)、CPOT(Critical-Care Pain Observation Tool)ほか)
・鎮静レベルのアセスメント(ラムゼイスコア、SAS(鎮静興奮評価スケール)、RASS(鎮静・興奮評価スケール))
・せん妄のアセスメント(ICDSC( Intensive Care Delirium Screening Checklist))
・不安・抑うつのアセスメント(不安・抑うつ測定尺度(HADS)、ペプローによる不安のレベル)
・精神状態のアセスメント(簡易精神状態検査(MMSE))
・循環器領域で用いる略語