臨床で役立つデータを、アセスメント、急変対応、ケア・処置、精神・心理、検査・薬剤などの項目ごとにコンパクトにまとめた。
著者 |
氏家 弘
監
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ジャンル |
臨床看護
> 脳・神経 > 脳神経ケア
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シリーズ |
豆チョコ
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出版年月日 |
2014/05/23 |
ISBN |
9784796523233 |
判型・ページ数 |
A6変・128ページ |
定価 |
1,320円(税込) |
臨床で役立つデータを、アセスメント、急変対応、ケア・処置、精神・心理、検査・薬剤などの項目ごとにコンパクトにまとめた。
必要なときに、すぐに使えるポケットマニュアル。
■口絵
脳神経系の全体像、脳の内側面、脳の動脈、脊髄、髄膜・脳脊髄液の循環 ほか
■アセスメント
・頭蓋内圧亢進症状(急性症状、意識障害の種類・見方、異常呼吸、除脳硬直・除皮質硬直、瞳孔・眼症状)
・神経学的テスト(脳神経の働き、神経支配、徒手筋力テスト、表在感覚・表在反射、腱反射、病的反射 ほか)
・髄液検査(腰椎穿刺 ほか)
・血管造影・脳血管カテーテル(脳血管造影の合併症 ほか)
・摂食嚥下障害(摂食・嚥下障害の重症度 ほか)
・ADL評価(Barthelインデックス、機能的自立度評価表(FIM)ほか)
・痛みのアセスメント(痛みの分類、頭痛 ほか)
■症状・疾患
・脳動脈瘤(脳硬塞・動脈瘤好発部位/主な脳血管支配領域と障害時の症状 ほか)
・脳血管障害(脳卒中の分類、クモ膜下出血の合併症と管理、重症度、脳梗塞、脳卒中の血圧管理 ほか)
・頭部外傷(頭部外傷の種類、頭部外傷の重症度 ほか)
・水頭症(水頭症の症状・ケア、非交通性水頭症と交通性水頭症)
・脳腫瘍(発生部位、髄膜腫、神経膠腫、下垂体腺種 ほか)
・高次脳機能障害(失語症と脳の障害部位、援助のポイント ほか)
・認知症(中核症状とBPSD、代表的認知症の比較、認知症の病期・重症度 ほか)
・神経筋疾患(種類と原因、変性疾患と脱髄疾患)
・神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄小脳変性症 ほか)
・脱髄疾患(ギランバレー症候群の症状・ケア、ギランバレー症候群の診断基準 ほか)
・神経筋接合部疾患(重症筋無力症の症状・ケア、 重症筋無力症の診断基準 ほか)
・筋疾患(筋ジストロフィーの症状・ケア、筋ジストロフィーの機能障害度とリハビリテーション ほか)
■急変対応
・心肺蘇生(成人の医療用BLSアルゴリズム、ALSアルゴリズム、緊急薬剤 ほか)
・急変対応(心肺停止バイタルサインのチェック、ポイント/急変徴候のチェックポイント)
・ショック対応(ショックの5P(5つの症状)、キャピラリーリフィーリングタイム(CRT)ほか)
・痙攣発作(痙攣時の観察ポイント、痙攣のタイプ、痙攣への対応)
■治療・ケア
・脳卒中急性期(血栓溶解療法、アルテプラーゼ静注療法のチェックリスト)
・脳神経外科手術(開頭術と術後管理、開頭血腫除去術、術後ドレナージの管理 ほか)
・感染対策(手術部位感染の危険因子、部位感染推定原因菌、標準予防策の実際、感染経路別対策 ほか)
・静脈血栓症対策(リスクレベルと推奨される予防法、DVTの治療方法と適応 ほか)
・ポジショニング(基本肢位と良肢位、脳損傷による異常な姿勢反射 ほか)
・褥瘡(褥瘡の好発部位、褥瘡の分類、褥瘡の深さ分類、褥瘡の観察ポイント ほか)
・離床・運動の開始と中止(脳血管障害患者の座位耐性訓練 ほか)
・ROMエクササイズ
・転倒予防(転倒予防チェックポイント、転倒不安感尺度 ほか)
・歩行補助具(歩行周期、 杖の種類、 松葉杖の歩行方法、T字杖の歩行方法 ほか)
・装具(体幹装具、上肢装具、下肢装具、装具装着時の観察と注意 ほか)
・脳神経外科で使う薬(抗凝固薬、抗血小板薬、血栓溶解薬、頭蓋内圧降下薬、脳保護薬 ほか)
■精神・心理
・せん妄(せん妄の診断基準(DSM-5;2013)、せん妄誘発因子への対策 ほか)
■付録
・脳神経領域で用いる略語