ナースが知っておきたい 小児科でよくみる症状・疾患ハンドブック
ナースが知っておきたい
症状や分野別にみたよくみる疾患・見逃しやすい疾患について、家族への説明、健診、予防接種など、役立つ知識をわかりやすく解説。
著者 |
横田俊一郎
編
山本淳
編
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ジャンル |
臨床看護
> 小児看護 > 小児看護
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出版年月日 |
2016/06/20 |
ISBN |
9784796523844 |
判型・ページ数 |
B5・208ページ |
定価 |
2,310円(税込) |
在庫 |
品切れ・重版未定 |
本書を改訂増補した本が出ています
小児科でよくみる症状・疾患ハンドブック 第2版(2022年3月発売)
●カラー口絵 目で見る小児の症状・疾患●総論 小児科のメインステージは病棟から外来、在宅へ ■Part1 乳幼児健診と予防接種 1.子どもの発育・発達と健診 2.予防接種■Part2 症状からみる小児の疾患 看護のポイント 子どもが症状を訴え受診したら 1.発熱 頻度の高い疾患 ・エンテロウイルス感染症 ・アデノウイルス感染症 ・単純ヘルペスウイルス感染症(ヘルペス性歯肉口内炎) ・突発性発疹 ・EBウイルス感染症 ・インフルエンザ ・溶連菌感染症 ・鼻副鼻腔炎 見落としてはならない疾患 ・急性中耳炎 ・尿路感染症 ・川崎病 ・髄膜炎 ・麻疹 2.咳、喘鳴、呼吸困難 頻度の高い疾患 ・かぜ症候群、鼻副鼻腔炎 ・クループ症候群 ・RSウイルス感染症 ・マイコプラズマ感染症 ・細菌性肺炎 ・百日咳 ・気道異物 ・気管支喘息 3.嘔吐、下痢 頻度の高い疾患 ・急性胃腸炎(ウイルス性、細菌性) ・アセトン血性嘔吐症(周期性嘔吐症症候群) 見落としてはならない疾患 ・肥厚性幽門狭窄症 ・髄膜炎 ・脳腫瘍 4.腹痛 頻度の高い疾患 ・便秘 ・反復性腹痛(心因性腹痛) ・急性胃腸炎(ウイルス性、細菌性) 見落としてはならない疾患 ・腸重積 ・急性虫垂炎 ・鼠径ヘルニア ・急性膵炎(膵胆管合流異常症) ・血管性紫斑病 5.皮疹 頻度の高い疾患 ・湿疹 ・おむつ皮膚炎(おむつかぶれ) ・乳児寄生菌性紅斑(おむつ部カンジダ症) ・じんましん ・伝染性膿痂疹(とびひ) ・感染症による発疹 ・アトピー性皮膚炎 ・食物アレルギー 見落としてはならない疾患 ・血管性紫斑病 ・川崎病 ・特発性血小板減少性紫斑病 6.けいれん 頻度の高い疾患 ・てんかん ・熱性けいれん 見落としてはならない疾患 ・髄膜炎 ・脳炎・脳症 ・頭蓋内出血 7.不定愁訴(頭痛、四肢痛、食欲不振) 頻度の高い疾患 ・起立性調節障害 ・片頭痛 ・成長痛 ・不登校 見落としてはならない疾患 ・甲状腺機能亢進症 ・脳腫瘍■Part3 分野別にみる小児の疾患 1.うつりやすい疾患 ・麻疹(はしか) ・風疹 ・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) ・水痘 ・伝染性紅斑(リンゴ病) 2.成長・発育、代謝に関する疾患 ・肥満症 ・成長ホルモン分泌不全性低身長症 ・甲状腺機能亢進症 ・甲状腺機能低下症 ・糖尿病 ・夜尿症 3.泌尿器・性器の疾患 ・急性糸球体腎炎 ・ネフローゼ症候群 ・溶血性尿毒症症候群 ・外性器疾患 4.血液の疾患、悪性腫瘍 ・鉄欠乏性貧血 ・特発性血小板減少性紫斑病 ・血友病 ・ビタミン K 欠乏症 ・白血病 ・脳腫瘍 5.アレルギーの疾患 ・気管支喘息 ・アトピー性皮膚炎 ・アレルギー性鼻炎 ・花粉症 ・食物アレルギー(アナフィラキシーへの対応) 6.発達、行動の問題 ・注意欠如・多動症 ・自閉症スペクトラム障害 ・不登校 ・チック ・虐待■小児科でおさえておきたいキーワード (1) 小児の心肺蘇生 (2) 小児の補液療法(脱水の評価) (3) 小児の在宅医療 (4) 病児保育