がん疼痛の薬物療法(オピオイド、NSAIDs、鎮痛補助薬など)について、ナースが知っておきたいポイントをまとめた。
■総論:「がん疼痛治療」とは
■疼痛治療薬の知っておきたいポイント
強オピオイド
モルヒネ
オキシコドン
フェンタニル
メサドン
タペンタドール
ヒドロモルフォン
その他のオピオイド
コデイン
トラマドール
ブプレノルフィン
ペンタゾシン
非オピオイド
NSAIDs
アセトアミノフェン
鎮痛補助薬
抗うつ薬
抗けいれん薬
抗不整脈薬
麻酔薬
筋弛緩薬
ステロイド
その他
■オピオイドによる副作用への対策
消化器系の副作用への対策─薬物療法を中心に─
悪心・嘔吐
予防・治療薬
便秘
予防・治療薬
その他の副作用と対策
眠気
排尿障害(尿閉、排尿困難、排尿遅延)
せん妄
瘙痒感(かゆみ)
口渇
ミオクローヌス
過量投与による症状(1):傾眠
過量投与による症状(2):呼吸抑制
過量投与による症状(3):オピオイド誘発性痛覚過敏
■安全管理と患者・家族指導
オピオイド導入時の患者・家族への説明
微量ポンプの使い方
痛みがとれたときのオピオイドの減量方法
在宅でのオピオイド管理
オピオイドを使用している患者が海外に行くときの対応
■疼痛マネジメントが難しい患者への対応
突出痛
消化管閉塞による痛み
骨転移による痛み
しびれを伴う痛み
臓器機能(腎機能、肝機能)が低下した場合
治療や病状変化により、経口摂取ができなくなった場合
皮膚トラブル─皮下注射・貼付剤使用時─
■薬物以外の疼痛治療法
神経ブロック
骨セメント
放射線治療