手術の見取図

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術式と術前~術中~術後を見わたす

11診療科・100項目  手術室看護師と外科医でつくった 看護のための手術事典

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著者 齋藤直美 編著
札幌医科大学附属病院手術部門
札幌医科大学 医学監修
ジャンル 臨床看護  > 手術・麻酔・ICU  > 手術
出版年月日 2023/07/19
ISBN 9784796525930
判型・ページ数 B5・320ページ
定価 3,520円(税込)
内容紹介
目次

手術室看護師、病棟看護師、ICU看護師、看護学生におすすめ
手術を受ける患者の全体を見わたせる

経験豊富な手術室看護師が執筆し、各診療科の外科医が協力して完成した、「看護のための手術事典」です。11診療科・100項目の手術について、「どのような手術なのか」「手術を受ける患者の注意点は何か」「手術の手順・流れ」など、術後看護に関係する点を中心に解説しています。

手術室は閉ざされた環境であり、病棟看護師がどのように手術が行われているのか見ることは困難です。しかし、診療科によって、麻酔や術式、再建方法によって、術後の観察項目や注意点、看護ケアが大きく変わってきます。
そこで本書では、手術室看護師から病棟看護師へ術後の申し送りをするように、看護師で共有しておきたい手術のポイントをまとめました。周術期に一貫した看護を提供するために、合併症を予防し退院・在宅につなげるために、手術を受ける患者にかかわるすべての看護師に読んでいただきたい1冊です。

病棟でみる疾患の看護をまとめた
『病気の見取図』もあります。
(画像をクリックすると詳細ページへ)

『看護のトリセツ』『看護の鉄則』『先輩ナースの看護メモ』などの編著者で
消化器病棟勤務が長い、久保健太郎さんもおすすめ!


『手術の見取図』は病棟看護師に勉強になる情報が満載で、
病棟看護師に必要な手術に関する情報が過不足なく載っています。

病棟看護師は、術前術後管理についてはもちろん勉強しますが手術中のことを学ぶ機会がほとんどありません。でも、手術の概要や流れを知っておくことで、患者さん・家族に聞かれたときに(聞かれなくても)説明ができますし、観察することの根拠が理解しやすくなります。

特に手術室看護師による「手術のココに注意」の内容がすごく勉強になりました。「こんな手術体位だから、ここの神経障害に注意」「加温範囲が狭いから低体温になりやすい」など、こういう解説が載っている病棟看護師向けの本って、今までなかったと思います。

何より11診療科・100項目の手術が載っているのがすごいです今はどこの病院・病棟でも、いろいろな診療科の患者さんをみなければいけないことが多いので、1冊で11診療科の手術のことが学べる本書は本当に助かります。各診療科解説の冒頭に解剖も載っています。

頁数も情報量も多いですが、まったく読みづらくはなく、むしろとても読みやすいと思いました。誌面がとてもきれいで、文字のフォントや色、スペースのバランス、紙の質感など、私はとても好きな本です。
 

周術期に共通する【必須知識】
1 麻酔
2 周術期の循環管理
3 周術期の呼吸管理
4 [麻酔の副作用]術後悪心・嘔吐(PONV)
5 [麻酔の副作用(低体温)]周術期の体温管理
6 周術期の疼痛管理
7 手術体位
8 鏡視下手術(ロボット支援下手術含む)

【診療科別】手術の見取図
1 呼吸器外科
2 心臓血管外科
3 消化器外科+乳腺外科
4 泌尿器科
5 脳神経外科
6 産科・婦人科
7 眼科
8 耳鼻咽喉科
9 形成外科
10 口腔外科
11 整形外科

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