エキスパートナース 2024年11月号
◆ACPをめぐる困難 ◆「どうすればよかったんだろう… 」と悩んでいることを、一緒に考えよう 悩める患者対応、相談のります
<特集>
解決への第一歩はこう踏み出す!
ACPをめぐる困難
小さな目標で「やってみよう」の第一歩を始めよう!
1. ACPに関する追加業務が「ケアの質を低下させる」と、管理者が懸念を示している
2. 看護師の患者と向き合う時間が限られているため、ACPについて十分に話し合うことが困難である
3. ACPの支援に関する知識やスキルを習得する機会が十分に提供されないため、看護師が患者のACP支援に自信をもてない
4. 認知症や精神症状(せん妄など)によって、患者が自身の意思を明確に表示できないため、ACPが難しい
5. 重篤な状態で緊急搬送された患者やその家族に、ACPの話し合いをすることはきわめて困難である
6.家族がACPの重要性を理解せず、話し合いに参画してくれない
7. 医療従事者がACPの話題をもちかけても、患者が「話したくない」と断る
8. 患者本人の意向を尊重することなく医師と家族の相談で将来の医療・ケアの方針が決定され、看護師は倫理的なジレンマを抱えている
<特集>
シリーズ特集
「どうすればよかったんだろう…」と悩んでいることを、一緒に考えよう
悩める患者対応、相談のります
第3回 老々介護/老々夫婦の患者さん 編
PART1 今の“超高齢社会”と起きていることを知ろう
PART2 実際に出合う“困った場面”には、どう対処する?
<これからのナースに必要な力を伸ばす連載>
症候学―症状から察する技術―長引く咳(前編)
事例で解説!「この場面」の“なぜ?”がわかるくすりの知識 腎機能が低下している患者への投薬
気になるとなりのナース 救急外来
気になる医療のコト・コトバ 成人肺炎診療ガイドラインが改訂!ナースがおさえておきたいポイントはどこ?
働くナースのための精神医学 精神科で使う精神科以外の薬 その2
考えるナース