創傷治療の共通コンセプトであるTIMEの「深化」に着目し、さまざまなケースの経過を追うことで、治療・ケアの流れをつかめる。
著者 |
田中マキ子
編
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ジャンル |
臨床看護
> 皮膚・排泄ケア > 褥瘡
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出版年月日 |
2013/07/19 |
ISBN |
9784796522984 |
判型・ページ数 |
B5・224ページ |
定価 |
3,080円(税込) |
在庫 |
品切れ・重版未定 |
「治りにくい褥瘡」の何にフォーカスして治療・ケア方法を選択するか、創傷治療の共通コンセプトであるTIMEの「深化」に着目し、さまざまなケースの経過を追うことで、治療・ケアの流れをつかめる。
Part1 褥瘡を治癒に導くTIMEの視点
Tissue 組織
Infection/inflammation 感染/炎症
Moisture 湿潤
Edge of wound 創辺縁
Part2 TIMEに基づくアセスメント・治療・ケアの実践
TIMEコンセプトの活用ポイント
CASE1 DTI(深部損傷褥瘡)[1]-知覚鈍麻のため褥瘡発生の自覚がない
CASE2 DTI(深部損傷褥瘡)[2]-在宅での介護力低下によって褥瘡が発生
CASE3 大きな褥瘡-患者の苦痛が大きく、体位変換が困難
CASE4 深い褥瘡-認知症により意思の疎通が図れない
CASE5 感染褥瘡�-パーキンソン病患者の大転子褥瘡-創の炎症を制御しながらADLを維持-
CASE6 感染褥瘡�-せん妄と脊髄損傷により悪化した褥瘡
CASE7 ポケットのある褥瘡-頭側挙上による圧迫・ずれが大きい
CASE8 踵部褥瘡-無動が進行し、寝たきり状態から発生した褥瘡
CASE9 足底部褥瘡-糖尿病による慢性シャルコー足が原因の褥瘡
CASE10 手術療法-外科的デブリードマン後、皮弁形成術を実施
CASE11 手術創-腸瘻を合併した術後開放創
ADVANCED LECTURE
TIMEコンセプトの深化-TIMEコンセプトは普遍的指標である