褥瘡をどう評価し、ケア・治療が必要になるのかをシンプルに解説。症例写真を多数掲載し,現場で困ったときに役立つ。
著者 |
溝上祐子
編
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ジャンル |
臨床看護
> 皮膚・排泄ケア > 褥瘡
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シリーズ |
カピバラ
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出版年月日 |
2015/08/27 |
ISBN |
9784796523592 |
判型・ページ数 |
文庫・144ページ |
定価 |
1,650円(税込) |
褥瘡が発生した場合どのように評価し、どのようなケア・治療が必要になるのかをシンプルに解説
DESIGN-Rを用いた創の見かたや、リスクアセスメントスケールの使いかた、体圧分散用具による予防方法がしっかりわかる
症例写真を多数掲載。現場で判断に困ったときに気軽に見ることができる。
■DESIGN-R®を使って褥瘡をみてみよう
■Part1 褥瘡の局所治療 ─DESIGN-R®の項目に沿った治療─
1急性期褥瘡の治療
2深部損傷褥瘡(DTI)の治療
3慢性期褥瘡-浅い褥瘡の治療
発赤・紫斑、水疱、びらん・浅い潰瘍
4慢性期褥瘡-深い褥瘡の治療
深い褥瘡の治療のキホン
壊死組織の除去 N→ n にする
肉芽形成の促進 G→gにする
創の縮小 S→sにする
感染・炎症を伴う場合 I→ i にする
滲出液が多い場合 E→ e にする
ポケットがある場合 P→ p にする
5写真でみる局所治療の実際
■Part2 褥瘡の局所ケアの方法
1創周囲皮膚・創部の洗浄方法
洗浄の目的
使用する洗浄剤、洗浄液
洗浄圧
洗浄の手順とポイント
ポケットがある褥瘡の洗浄のポイント
2テープ・ドレッシング材の貼り方、剥がし方
固定用テープの貼り方
ドレッシング材の貼り方
固定用テープ・ドレッシング材の剥がし方
3スキンケア
皮膚のバリア機能
乾燥を予防するスキンケア
湿潤を予防するスキンケア
摩擦・ずれを予防するスキンケア
■Part3 褥瘡のリスクアセスメント
1リスクアセスメント・スケールの活用
リスクアセスメント・スケールの種類
2ブレーデンスケール
ブレーデンスケールの特徴
使用方法
評価項目と採点方法
リスクレベルの分け方
項目に応じたケア介入
3OHスケール
OHスケールの特徴
使用方法
評価項目と採点方法
リスクレベルの分け方
OHスケールの活用方法
■Part4 褥瘡の予防方法
1体圧の測定
体圧測定の手順とポイント
2体圧分散用具の選び方
体圧分散用具の分類:臥位
体圧分散用具の選択基準:臥位
体圧分散用具の分類:座位
体圧分散用具の選択基準:座位
3体圧分散用具の使い方
体圧の管理
体圧分散用具の管理
4体位変換と体位支持
臥位、座位
■資料
ドレッシング材一覧、外用薬一覧