診療報酬改定において新設された「認知症ケア加算1、2」について、しくみづくりから活動のしかたまでわかりやすく解説。
著者 |
内田陽子
編
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ジャンル |
臨床看護
> 老年看護・認知症 > 認知症
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出版年月日 |
2016/11/18 |
ISBN |
9784796523929 |
判型・ページ数 |
176ページ |
定価 |
2,420円(税込) |
病院における認知症患者の適切な医療評価、認知症ケアの質向上のために、平成28年度診療報酬改定において新設された「認知症ケア加算1、2」について、申請のためのしくみづくりから活動のしかたまで、具体的にわかりやすく解説。
第1章 認知症ケア加算のための準備
・認知症ケア加算とはなにか:そのための算定条件とわが国が目指す社会
・病院における認知症ケア加算取得の判断と研修者の選定、システムづくり:病院長の立場から
・病院における認知症ケア加算取得の判断と研修者の選定、システムづくり:看護部長の立場から
・認知症ケア加算に必要な看護師の研修内容
第2章 認知症ケア加算のための活動
認知症ケアチームの介入の実際
・認知症ケアチームの結成と役割分担
・チームによる巡回の実際、対象者選定と巡回時のチーム活動
・医師の役割
・薬剤調整の方法
・看護師のリーダーシップ
事例介入と看護計画の作成、実施、評価
・「認知症ケア加算1、2」で看護師が行う共通事項と相違点
・美原記念病院の実際
・内田病院の実際
・病棟で困っている認知症ケアのコンサルテーション
認知症ケアに関する手順書(マニュアル)の作成
・手順書(マニュアル)の内容と作成のポイント、見直し
・美原記念病院の手順書から
・内田病院の手順書から
院内外の認知症研修会の実際
・研修の必要性と研修企画、研修方法の工夫
・美原記念病院の実際
・内田病院の実際
第3章 認知症ケア加算を効果的に運用していくための病院システムやチーム
・認知症患者の退院計画と在宅支援
・認知症疾患医療センターや地域連携室での活動・電話相談
・外来での看護師の役割
・認知症初期集中支援チームの活動
資料
・認知症ケア加算Q&A
・認知症ケアのアウトカム評価